プロジェクト概要
群馬県高崎市にある「きものサロン逸見」は、創業以来、地域に根ざしながら本物のきもの文化を大切に伝え続けてきた老舗です。伝統と現代感覚を融合させ、幅広い世代にきものの魅力を発信するため、ブランドリニューアルに伴う制作を担当しました。
制作にあたっては、クライアントへの理解を深めるため京都での仕入れにまで同行し、現地での写真撮影や打ち合わせを実施。 実際に目利きの現場に立ち会うことで、ブランドが大切にしている“本物へのこだわり”を肌で感じ取り、それをWebやビジュアルに反映しました。
制作内容
■コンセプト企画
「伝統を纏い、日常に華を添える」というテーマを基盤に、ブランドの方向性を再定義。老舗ならではの信頼感と、若い世代にも響く軽やかさを両立させました。
■Webサイト制作
https://kimono-henmi.com/
きものの美しさを引き立てる余白を活かしたデザインで、店舗紹介やサービス内容を分かりやすく構成。初めて訪れる方にも安心感を与えるトーンでまとめました。
■ECサイトデザイン
https://kimono-henmi.shop/
きものや帯、小物を気軽に購入できるオンラインショップを設計。商品の細部が伝わる写真と、スムーズな購入導線を意識し、伝統工芸品でありながらオンラインでも魅力が伝わるデザインに仕上げました。
■写真撮影
商品撮影だけでなく、京都での仕入れ同行時に撮影した素材を活用。きものが生まれる背景や職人の手仕事を映し出すことで、逸見が守り続ける伝統のリアリティをビジュアルに込めました。
成果・反響
ブランドの世界観を一貫して設計したことで、WebとECサイトに統一感が生まれました。
また、京都での現場にまで踏み込んだ制作プロセスが、クライアントと共有する“本物志向”を深め、ブランドのストーリーとして発信できる大きな強みとなっています。